(旅のノウハウ集)




A行き先を決める
映画、TV、新聞、雑誌、書籍、旅行パンフレット、広告などを読んだり、見たりしたことがきっかけで、自分の行きたい国が幾つか頭に浮かんでいるはずです。その中から、自分の予算や期間的都合に合わせて行き先を決めることになります。


B旅情報を集める
行き先に関する旅情報を各方面から集めます。

・ガイドブックで集める(次をご参照)
 →ガイドブック  (各国別のガイド)
 →各種鉄道の旅

多数のガイドブックがありますが、その中でも中心となるのは「地球の歩き方」でしょう。いろいろ批判もあるようですが、今のところこれに勝るものはありません。

・訪問国の大使館・観光局のHPから集める。 → 各国大使館
・旅行社などからもらった観光パンフレットで集める。
・インターネットで集める。
 訪問国の基礎的情報や旅行記などから様々な情報を集めます。

 (参考サイト)
 「地球の歩き方」(各国の基礎的情報が得られる)
 「外務省の旅行情報」(各国の危険・旅行情報が見られる)
 「Yahooの旅行情報」(各国別の旅行情報が見られる)
 「Yahooの旅行記集」(各国別の旅行記が見られる)
 「地球の旅」(70ヶ国以上の詳しい旅行記が見られる)
 「想い出がいっぱい」(各国の旅行記リンク集) 
 「旅人文庫」(各国別の旅行記リンク集)

他にも無数といっていいほど多くの関連サイトがありますが、これだけでも読みこなせないと思います。


C旅行の時期と期間を決める
自分の都合と予算に合わせて旅行の時期や期間を決めます。その場合、事前に旅行社などに尋ねたり、インターネットで調べたりして往復運賃、宿泊費などが幾らするのかを把握しましょう。これを基にしながら、次のポイントも考慮に入れて、それぞれ決めることにします。

<ポイント>
・乾期・雨期、気温などを考慮したりして、現地の好ましい旅行シーズンを考える。

・時期や週末の違いによる航空運賃の差を考慮する。
年末・年始、春休み、夏休み、ゴールデンウィークなどの連休は高額になり、また土・日曜日の出発便や復路の金・土曜日現地発はプラス5000円程度高くなります。自分の日程の都合がつけば、これらの期間を避けるのがベターです。

(参考サイト)
 「世界の天気
 「現地の現在の時間・気温・天候など」(英語で地名を入力すれば全世界
                         の町の現在データが分かります)
 「世界の天気」(向こう10日間の予報が見られます)

<私の例>
現役引退を機に、念願のヨーロッパ旅行に独りで行くことを決めました。
・行き先・・・主として西ヨーロッパ・北欧地域13ヶ国
・期 間・・・60日
・費 用・・・約100万円
・出発時期・・・4月20日(翌21日から運賃が高くなるので、その前日にしました。)



D旅行ルートを決める
こうして行き先の選定が終わると、次は旅行ルートの選定です。これはガイドブックやパンフレット、時刻表、旅読本、旅行記、ツアー旅行の新聞広告などを参考にルートを選定します。次のポイントを参考にして決めるといいでしょう。

<ポイント>
・経由便か直行便か
経由便だと乗り継ぎの待ち時間があって時間のロスが生じ、その分目的地での滞在時間が短くなります。しかし、経由地で少しの追加料金によりストップオーバー(出発地と目的地の途中で旅客が希望し、事前に航空会社が承認した地点で途中降機すること。)でき、その地の観光ができる利点があります。

<私の例>
1.シンガポール経由でオーストラリア旅行をした折、帰路にシンガポールでストッ
  プーオーバーして1泊し、観光しました。

2.イースタンブール経由でエジプト旅行をした折、帰路にイスタンブールでストップ
  オーバーし、4泊を追加してトルコ観光をしました。



・イン(入口)とアウト(出口)の都市を決める
最初の到着地をどの都市にするかを決め、そこからスタートして最後はどの都市から出発するかを決めます。ケースによって、インとアウトが同一の場合もあれば、異なる場合もあります。これが決まれば、すぐに航空券を手配しましょう。
 (→この項については手配編をご参照)


<私の例>
(ヨーロッパ旅行)
福岡発→(バンコク経由)→アテネ(ギリシャ)入り→旅のスタート〜(ヨーロッパ諸国を回り)〜旅の最終点パリ発→(バンコク経由)→福岡

(オーストラリア旅行)
福岡発→(シンガポール経由)→メルボルン入り→旅のスタート〜(国内4都市を回り)〜旅の最終点パース発→(シンガポール経由)→福岡


E訪問個所・滞在日数を決める
この場合、訪問個所の数によって1ヶ所の滞在日数が自ずと決まります。1泊では丸1日が取れないので、十分な観光ができません。 次のポイントを参考にして決めるといいでしょう。


・滞在日数はどうするか
ツアーと違って一人旅の場合はなかなかスムーズに行動ができません。だから、少なくとも1ヶ所に2泊することが望ましいでしょう。1泊では半日しかなく、観光の時間も取れません。

<私の例>
長期旅行なので、各都市3〜4泊を目標にしました。


・滞在型か周遊型か
旅のやり方には、それぞれ好みがあるものです。滞在は短くてもより多くの国や町を回りたいと思う人もいれば、反対に1ヶ所にじっくり滞在したいと思う人もいます。一概にどちらが好ましいとは言えませんが、旅の醍醐味であるその町の雰囲気や空気、人情、自然などに触れるためには、じっくり滞在型が望ましいでしょう。

・列車やバス、船などの時刻表を調べる。
ヨーロッパ地域の鉄道・船舶・バスなどについては、トーマスクックの時刻表が詳しいので、これを基にスケジュールを立てます。
  →トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表


<私の例>
この時刻表を基に細かなスケジュールを作りあげ、これに従って旅行しました。もちろん、途中で予定変更しました。次をご参照ください。
 →「ヨーロッパ旅行2ヶ月間のスケジュール


F旅の道具の準備
国内旅行もそうですが、海外旅行ともなれば特にそれに適した旅の諸用具が必要になります。初めての旅ともなれば、あれもこれもとなりますが、一人旅のことを考えて最少必要限度に抑えましょう。次に、リストアップしてみましょう。

<バッグ類>
・スーツケース
 頑丈で安心ですが、自重が重く、持ち運びに不便。これはドア・ツー・ドアで荷物を
 運んでくれるツアー旅行ならいいのですが、すべての荷物を自分で運ぶ一人旅に
 は不向きです。(ここでそろいます→旅行用品専門店 )

・キャリーケース
 伸縮自在のハンドルとキャスターがついたコンパクトなもの。機内に持ち込めるサ
 イズのものもあります。しかし、これも自重が結構あり、階段の上り下り、ヨーロッ
 パの石畳の道、雨の場合などを考えると難点があります。
  (ここでそろいます→旅行用品専門店 )

・ボストンバッグ
 おなじみの手提げバッグだが、容量が少なく、多くの荷物を入れるには不向き。し
 かし、私が勧める4〜5kg程度の荷物であれば、これでも余裕があるほどで、何
 の不便さも感じません。持ち運びにきわめて便利で、バッグパックはもうひとつと
 思う方(私のように)には向いています。(ここでそろいます→旅行用品専門店 )

<私の例>
私が使うバッグはこの種のもので、後述するように自重が0.7kgのものです。これを肩越しに担いで回ります。長期の旅行もOKです。

・バッグパック

 
リュックスタイルのもで、肩にかついで回るもの。容量も大きく、両手があくので動
 きはとりやすい。若者向きですが、外観を気にする人や高級ホテルなどには不向
 き。(ここでそろいます→
旅行用品専門店 

<シューズ類>
これは履きなれたものを用意しましょう。それがなければ、早目に購入して足慣らしをしておきましょう。
・スニーカー
 歩き回るのには疲れず、これがいちばんです。砂漠地帯やアフリカのサファリな
 どには最適です。しかし、高級レストラン・ホテルなどには不向きです。
   (ここでそろいます→スニーカー ) 

・普通の靴
 一般的な観光なら、これで十分でしょう。スニーカーやズックと違って高級レストラ
 ン・ホテルなどにも対応できます。(ここでそろいます→靴いろいろ )

<私の例>
常に短靴(ゴム底の合成皮革で軽い)を使用し、エアーズロックもこれで登りました。ただ、アフリカのサファリだけはスニーカーでした。

<カメラ類>
旅の記念に欠かせない写真記録
ですが、コンパクトカメラ、高級カメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラなど自分の好みに合わせてそろえましょう。
   (ここでそろいます→カメラ

<その他>
・電圧の異なる海外では欠かせない変圧器やソケットなどの電気製品
・セキュリティポーチ、インナーベストなどの安全グッズ
  (ここでそろいます→旅行用品専門店 )
・コンセントの種類→
      http://world.relocation.jp/navi/guide/post-39.html
      
http://www.faminet.co.jp/d_guide/d_gnc/g-tr-vol.html 


G荷物の準備

一人旅の場合、ツアーの場合と違って全ての荷物を自分で運ばなければなりません。そのことを考えて、最小限の荷物に抑えるようするのがコツです。機内持ち込みの手荷物の範囲に抑えましょう。これだとロストバッグになったり、壊れたりする心配もなく、荷物受け取りの必要がないから、真っ先に玄関へ出られます。次のポイントを参考にして決めるといいでしょう。

・総重量は4kgをメドに
バッグやリュック類はなるべく軽い物を選び、それ自体が重い物は避けるようにしましょう。スーツケースは一人旅には不向きです。これでは動きがとりににく、移動に不便です。中身の荷物も併せて総重量が4〜5kg以内にまとめられるのがベストです。あれもこれもと欲張らず、思い切って厳選することです。


これを機内持ち込みにします。そうすれば、盗難にあったり、行方不明になってロストバッゲージにならずにすみます。その上、到着空港で荷物受け取りの必要もなく、そこは通過して真っ先に入国手続きを済ませて玄関に出られ、時間の節約にもなります。


アドバイス
  スーツケースはお勧めできません。自重が重く、それをごろごろ引き回しては
  大変不便で一人旅はできません。また、機内持ち込みのできるキャリーバッ
  グも難点があります。やはり自重が重く、階段の上り下りや雨の場合が不便
  です。また、ヨーロッパでは小さな石畳の道が多く、キャスターが溝にはまって
  ガタついたり、それで壊れたりする恐れもあります。

<私の例>
ショルダーバッグで、サイズは長さ52cm×深さ40cm×幅23cmで、自重は0.7kgです。これをベルトなしで肩に引っ掛けて持参します。これがいちばん楽なスタイルのようです。


これが愛用のバッグで総重量4.5kgの荷物が入っているところ。

・チェックリストの作成
予めチェックリストを作り、これを基にもれなく持参物を準備します。
 
<私の例>
【日用品】
・小型のデイバッグ(外出用のバッグ)
・帽子
・ミネラル水(小瓶1本、あとは現地で適当に水だけを補給)
・目覚まし時計
・洗面セット(くし、歯ブラシ、化粧品)
・電気ソリ(電池式)
・サングラス
・プラスチックナイフ(果物用)・フォーク
・ミニ裁縫セット
・折りたたみ傘
・つめ切り
・ビニール袋

【書類関係】
・パスポート
・クレジットカード2枚(時折、マシンに通らないことがあるので、念のために別のカ
 ードを用意)
・旅行傷害保険
・顔写真2枚(紛失の場合のパスポート作成用)

【健 康】
・整腸剤
・胃薬
・感冒薬
・バンドエイド

【その他】
・カメラ・電池
・フィルム
・記録手帳
・ガイドブックのコピー

【着替え類】
・ソックス1足
・肌着・下着各1枚
・長袖シャツ1枚
注1.ソックス、下着類は必要に応じて毎日洗濯。
  2.パジャマは持参しない。
  3.スリッパは持参せず、室内は素足で過ごす。 

以上の項目で、およそ4〜5kgの範囲内におさまるはずです。

その他、旅先に応じて臨機応変に追加します。
(例)
・高級レストランや格式のあるコンサートに行く予定であれば、気軽なドレス、ワイシ
 ャツやネクタイ
・鉄道の旅をするのであれば、バッグなどをくくるチェーン
・滝見物にはビニール合羽、ゴムぞうり
・南国の場合は、虫除け、日焼け止め
・エアーズロックやアンコールワット本殿用に軍手

・トイレットペーパー(ロシアなど紙事情の悪い国の場合に持参)

・持ち込み禁止品 
国によっては一定の物品の持ち込みを厳しく禁止している場合があります。このことを事前によくチェックして手抜かりのないようにしましょう。例えば食品類、医薬品類など、税関で申告すべきものは漏れなく申告しましょう。もし、発覚すれば罰金を課せられることになります。折角、持参しても没収されることがあります。特に物品の持込みで厳しいオーストラリアとニュージーランドの例をみてみましょう。

・オーストラリアの持ち込み禁止品→持ち込み品に関する注意
・ニュージーランドの持ち込み禁止品→持ち込み品に関する注意

また、米国の場合は食品類の持込みが厳しく、インスタントラーメンも不可とされているようです。荷物受け取り場には専門の探知犬を配置して不正摘発をするなど、厳しい対応が取られています。この状況を考え、食品類の持込みは一切しないほうがベターです。日本食品はスーパーなどで入手できるはずです。

ヨーロッパ(EU欧州連合)における航空保安の強化について
  これについては十分注意してください。詳細内容は→ こちら
  (2010年3月9現在)


・貴重品の管理
パスポート、金銭、航空券、クレジットカード、T/Cなどの貴重品類をどう管理するかは頭を悩ませるものです。どんなに工夫して防御しても、それはせいぜいスリ対策の範囲止まりで、完全なことはできません。強盗に遭えば、おしまいなわけですから・・・。ということで、貴重品の管理は、もっぱらスリ対策と考えていいでしょう。したがって、そのポイントは分散して所持するということと、その場所ということでしょう。


貴重品を所持する用具としては、次のものが挙げられます。
1.インナーとして使用するものには首下げ型と胴巻き型があります。
  (首下げ型は首に出ているひもを引っ張って首を絞められたりするので、アフリ
  カや南米では危険という人もいます。胴巻き型は出し入れに少し不便なようで
  す。)

2.クリップでズボンやスカートの上端をはさんだり、ベルトに通して本体をズボン
  の内側に隠すブランコ型。(スカートを着用する女性に向いているのでは?)
  
3.上着やシャツの内側に着用するベスト型

4.女性向きのタンクトップ型

およそ、以上のタイプがありますが、特に(2)のブランコ型や(4)のタンクトップ型などは女性に適しているのではないでしょうか?
  (これらの用品はここでそろいます→旅行用品専門店 )

<私の例>
上記(3)のベスト型を主体にしながら、金銭はズボンの内側に下げるスライド式財布、それにズボンの前部の内側に設けた自家製のポケットの3ヶ所に分散して所持しています。


H外貨の準備
私たちが海外でお金を使うには、訪問国の通貨に交換するというやっかいな手続きが必要です。つまり、両替する必要があるのですが、その際に必ず手数料が取られるのが痛いものです。ですから、あまり頻繁に両替すると、元金が目減りしてしまいます。

<両替はどこでするか?>

米ドルやユーロ通貨などの主要通貨は、国内の銀行、大手旅行社などで現在時点の為替レートで交換できます。また、成田、関西空港などにある銀行の出張所でも交換できます。海外の訪問先では、到着空港、鉄道の主要駅、銀行、主要なホテル、町中の両替所などで交換できます。

<どこで交換するのが得か>
為替相場の変動状況にもよりますが、一般的には国内よりも訪問地で交換するのがレートがいいようです。ですから、訪問地の空港や銀行で両替するのがベターでしょう。その次には町中の両替所ですが、ホテルのレートは悪いので、特別の場合以外は利用しないほうがいいでしょう。

<トラベラーズチェック>
トラベラーズチェック(T/C)とは海外の旅行先で現金携帯の危険と不便を避けるために利用する小切手のことで、国内銀行や大手旅行社などで購入することができます。購入の時には、手数料がかかります。これには米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、および円などがあります。ただし、限られた主要通貨の分しか用意されていません。これには次の特徴があります。

・世界中ほとんどの国・地域で使えて便利(途上国などでは使えない場合がある)
・有効期限がなく、いつまでも使える
・万一紛失や盗難にあっても大丈夫、リファンド(T/C トラベラーズチェックの再発
 行あるいは現金払い戻し)を受けられる
・外貨建てT/Cは外貨現金より有利な為替相場で購入してもらえる


その他、注意すべきことは、T/Cを利用する場合は必ずパスポートを見せ、相手の目前でサインする必要があります。また、T/Cを扱わない銀行、商店などもあるので注意が必要です。

<クレジットカードの利用>
外貨交換では、クレジットカードのレートがいちばん条件がいいようです。だから、まとまった高額の支払いにはカードを利用し、タクシー代などの運賃やちょっとした買い物用に現地通貨を使うようにします。途上国ではカードが使えない場合がありますが、先進国ではどこでも利用できるようになっています。

<国際キャッシュカードの利用>
現地のATMで必要な分だけ現地通貨に換算されて引き出せるので便利です。シティーバンクカードを利用したり、自分の取引銀行で国際カードを作って利用します。しかし、ATMの在り処を探す不便さやそれがない地域では利用できない難点があります。

<米ドルの国際通用力>
米ドルは世界の隅々まで通用するといっていいでしょう。なんと言ってもドルは強いです。その点、経済大国第2位とはいえ、日本円の国際通用力はまだまだで、限られた地域でしか通用しません。ロシア、アフリカ圏、中南米圏、東欧圏、東南アジア圏では米ドルでないと交換できなかったり、または米ドルでの支払いが全面的に可能だったりします。そんな状況なので、訪問先の通貨事情をよく調べて持参通貨を準備する必要があります。


<私の場合>
T/Cは使用の際に不便さがあるので、最近は全く利用しません。数万円の日本円を現金で持参し、最小限の額を現地で交換します。そして、カード払いができる場合は、すべてこれを利用することにしています。


現在時点の主要国との外国為替相場


I外国語の学習

これは海外一人旅をする場合の欠かせない必須項目です。そこで旅行先の国語を最少必要限度に学習する必要があります。だからといって、本格的な学習は必要ありません。サバイバル用語として、ほんの10語程度の現地語を覚えればいいのです。それでも一度に複数国を旅行する場合は、結構な語数になります。しかし、これは自分の身のためですから、努力して覚えることです。そうしないと、身動きがとれません。


英語はできなくても、このサバイバル用語さえ覚えていればなんとかなります。あとは度胸だけです。相手は同じ人間ですから、なんとでもなります。もし、分からない時は手振り身振りでも通じます。あるいは、絵を描いたりなどの筆談でもOKです。要は、度胸だと思います。思い切って飛び出しましょう。


外国語を覚える場合の最重要語は、「どこですか?」と「トイレ」の2語です。それと「ありがとう」の言葉でしょう。これさえ知っていれば、どこでも身動きがとれます。これらを中心に10語程度を覚えます。私が実践しているサバイバル用語は次の程度です。

<私の例>
 ・ど  こ
 ・ト イ レ
 ・ありがとう
 ・おはよう  
 ・こんにちは
 ・こんばんは 
 ・さようなら
 ・ど う ぞ(英語のプリーズ)
 ・   水
 ・ビ ー ル
 ・ワ イ ン 
 ・い く ら
 ・は  い      
 ・い い え
 ・(数字の)  1     
 ・        2    
 ・        3  



これで、準備編は一応終わりです。次はホテル、航空券などの「手配編」に進みましょう。






流れ図へ (旅の手配編)







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