N0.7




タメルザ
ここから少し移動して次はオアシス・タメルザへ到着。道路下の谷間に遺跡のような住居跡が見られるが、どういう理由なのか現在は使われていないそうで、廃墟となっている。ここから少し下ると、谷間に土産品店が並ぶ地域が見える。そこへ下りて行くと、小川を挟んで川沿いにかなりの数の土産品店が軒を連ねている。ここを訪れる観光客目当ての商売なのだろう。



清流が流れている


谷間に並ぶ土産品店


色鮮やかな衣類などを売っている


ここを通り過ぎて川下に下ると、意外にも滝が現れる。これがタメルザの滝である。いったい何処から湧き出てくるのか見当がつかないが、この岩石だらけの山岳地帯にきれいな水が流れているのである。滝まで持つオアシスは山岳地帯ならではのもので、一般に見られる平地のオアシスには見られない特徴である。

川沿いに下って行くと・・・








 素敵な滝が出現

















シェビカ
ここから移動して3箇所目のオアシス・シェビカを訪れる。ここは険しい岩だらけの山岳地帯にあるオアシスで、どこに水があるのだ?と疑いたくなるような岩場の場所である。しかし、谷間には鬱蒼としたナツメヤシの樹林が広がっているのが見える。谷底に水が流れているのかもしれない。



 こんなごつごつの山岳地帯にナツメヤシの樹林が・・・




このオアシスで小1時間ほど山歩きを始めるという。おや、おや、旅先で山歩きとは・・・。ガイドさんの後に続いて岩山を登って行く。結構、日差しも強く、山間を上り下りするのは汗がにじむ。頂上には羊の像が青空の中に浮かんでいる。何を象徴しているのだろうか? そんな情景を眺めながら石ころだらけの滑りやすい山道を登りあがったと思うと、今度は下り道だ。時には人1人がやっと通り抜けられる岩の裂け目を通ったりしながら進んで行く。


青空の中に浮かぶ羊のオブジェ


石ころだらけの山岳地帯








 人1人がやっと通れる裂け目

















こんなところでナツメヤシの実の差し入れが・・・。甘くておいしい。

最後の階段を谷底に向けて下りて行くと、その底にブルーの池が見える。やはり泉があったのだ。こんな奥まった谷底に水が沸き、川となって流れているのである。そこから川沿いの道なき道をたどって行くと、その先に滝だ! 秘境という感じの峡谷に忽然と現れる滝の流れに、しばし息を止めて眺め入る。石ころと岩山だらけの山岳に、よくもこんなに豊富な水が沸き流れるものだ。滝壺に満々とたたえられた澄んだ水が見る人の心を潤す。










 深い裂け目
















石ころだらけの道を下って行く


尖った山が山岳風景にアクセントをつける


こんな岩場にも可憐な花が・・・


谷底に池が見えてきた


透き通った池。池の中ではオタマジャクシが泳いでいた。


川沿いに歩いて下る。すると・・・









 こんな見事な滝が現れる
















村の商店街


一行が利用した4WD車



(次ページへつづく・・・)










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