背景写真はコロンビア大氷河






     N0.1
米国:アラスカ州





(8 日 間)

高さ40mのコロンビア大氷河の圧巻風景
広大なツンドラ地帯の風景
氷河で削られたノコギリの歯のような山脈



(2016年9月2日~9月9日)


旅のコース

東京・成田~ポートランド(アメリカ)~アンカレッジ(アラスカ)~
フェアバンクス~アンカレッジ~シャトル(アメリカ)~成田


 アラスカ旅行日程
日付 日数 ル - ト 泊数 タイムテ-ブル・内容
2016年
/
(金)
 成田 → アンカレッジ
 
機内  
15:55発 → 9:00ポートランド着         乗り継ぎ→ 11:40発 アンカレッジ
 14:32着         
  
     

(土)
 → バルディーズ    ミニ散策(2回)

(日)
 
 → グレナン 
 
9:00~19:30 氷河見物

(月)
 → フェアバンクス     終日移動

(火)
 
   → デナリ
デナリ公園バスツアー 

(水) 
   → アンカレッジ     終日移動

(木) 
 → シャトル~成田
機内
 
 10:10 シアトル着
 12:15 シアトル発

(金)
 
 ~成田    14:40着 



出発まで
アラスカの氷河を見たいとの思いから、あれこれ情報収集を始めた。ところが希望に叶うツアーが見当たらない。なぜかというと、クルーズ船による氷河見物は数泊の船内泊を必要とするため、ドレスコードが求められる。それを避けたいので他のルートをいろいろ探してみた。

そんな中、ある大手旅行社のツアーが目に留まった。日帰りクルーズで氷河を見物するというもの。私の希望に叶うものだったので、これに参加を決めることにした。

現地気温を調べると、上が20℃前半、下が10℃台となっている。これなら特別の防寒装備も必要なく、身軽に行けると判断。実際の現地気温はそのとおりだった。 

1.アンカレジ(アラスカ)へ
9月2日、早朝の1便で福岡空港から成田空港へ向かう。午後発便なので時間が余りすぎる。そこで先ずは早々と機械でチェックインを済ませる。そして空港ラウンジへ向かい、そこで飲み物などをいただきながら設置のパソコンで家族へメールを送る。集合時間が来て行ってみると、集まった参加者は9名。意外と少なく、これなら身軽な行動ができそうだ。

アンカレジへは直行便がないので、アメリカ西海岸のポートランド経由で向かうことに。定刻に飛び立った機は満席状態で、隣席にはタイのバンコクに住むという若い男性で、奥さんとのカップルでアメリカ旅行を楽しむのだという。彼は靴製造の職人だそうで、自営しているとのこと。

話が尽きると、モニターの画面にフライトマップを映し出し、飛行ルートの進行状況をぼんやりと眺める。これが私の機内での過ごし方のスタイルである。約10時間の飛行で、ようやくポートランド空港到着である。ここで2時間半の乗り継ぎ待ち時間である。ここは以前に訪れたことのある懐かしの空港である。実に26年ぶりのことである。空港内のショップを覗いたりしながら時を過ごす。

懐かしのポートランド空港

時間が来て再び搭乗。これから3時間の飛行でアラスカのアンカレジへ向かう。広大なカナダの大地を飛び越えてアラスカへ飛行する。アメリカ本国とは遠く離れているが、れっきとしたアメリカ49番目の州なのだ。カナダの北にあるアラスカはアメリカの飛び地になっているわけだ。

眼下にはあちこちの山岳に流れる落ちる氷河の風景が見える。アラスカに来たのだなあという実感があふれる。

眼下に広がる氷河の風景


同 上


同 上
 
2.アンカレジ市内観光
空は青く澄んで快晴。空港に降り立つと出迎えのミニバスに乗って市内観光が始まる。日本との時差マイナス18時間とあって、まだ身体は正常に目覚めない。気温は20℃台の快適気温である。

アンカレジ空港


空港ロビーに展示されている熊とオオカミのはく製

出発して空港近くの大きな池の側を通りがかると、なんとそこで多数の水上飛行機が離着陸を繰り返して飛行している。珍しい光景に車を止めてしばし見物。

水上飛行機の着水

その後は閑静な住宅街を通り抜け、展望所に向かう。そこにはアラスカらしい大自然の風景が広がっている。とにかく、空気が澄み切って素晴らしい。

アラスカ大自然の魅力を堪能した後は、ダウンタウンへ向かう。そこで一軒の土産品店に立ち寄る。思うような土産品に適する品は見当たらない。その後はホテルへ移動し、部屋に入って旅装を解く。

アンカレジ市内のストリート


この川に鮭が遡上する。


動画)鮭の遡上


夕 食
さて、問題は夕食をどうするかである。ツアーには今夕食は付いていないのだ。そこで、みんなで話し合いの結果、サーモン派とハンバーガー派の2手に分かれて行動することに。私はもちろんサーモン派。本場のサーモンの味を賞味したい。

ホテルスタッフに尋ねると、人気のレストランを紹介してくれる。そこへ向かって移動すると、2ブロック先のかなり遠い場所である。ようやく探し出して入ってみると店内は座る場所もない満席状態。仕方なく近くの他店に入ると、ここも満席に近い状態。でもここで、ようやく座席を確保。

早速、メニューを見ながらオーダーする。アメリカスタイルで何でも分量が多いので、一人では食しきれない。そこで分け合って食べることにし、サーモン2皿、サラダ1皿を注文。飲み物はビールとジュース類である。

出されたサーモンは大きな切り身のバタ焼きで、久々に味わう美味に舌鼓を打つ。19年前にヘルシンキで食して以来の懐かしい味である。お勘定はみんなで割り勘で安上がり。

サーモンの料理

お腹を満たした後はホテルへ帰着。そして9時半に入床し、アラスカ第一夜の夢を結ぶ。

(次ページは「バルディーズ」編です。)


 
   






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