2.バルディーズへ
アラスカの旅2日目。空は快晴だ。朝9時にホテルを出発。今日は明日の氷河観光に備え、その観光船が出港する港町:バルディーズへ移動する。その途中、アラスカの大地に広がるアラスカらしい風景を眺めながら移動する。
途中、幾つかの展望所でストップし、眼前に広がる美しい池や珍しいツンドラ地帯を眺めながら移動する。遠望する山並みはみんなノコギリのようにギザギザ状に切り立っている。多分、気の遠くなるような年月をかけて氷河が削り取ったためなのだろう。
展望所の看板
美しい池の眺め
ツンドラ地帯に広がる景観
昼食
やがて昼食タイムとなり、小さなレストランに立ち寄る。出された料理はクラムチャウダーとハンバーガーでアメリカらしい料理である。バーガーが苦手な私は分解していただくが、持て余してしまう。
レストランの表示看板
ぽつんと建つレストラン
レストランの内部
チャウダーとバーガーの昼食
ミニ散策&フォトストップ
食後しばらく走ると路上に車を止めて、小高い斜面を登って頂上へ出る。そこに広がる眺望はツンドラ地帯に広がる池をたたえた風景である。日本では見られない風景である。
ツンドラの風景
同 上
同 上
(動画)ツンドラの大景観
その後、展望のきく場所でフォトストップ。遠く前方には氷河をいただく山並みの風景が広がっている。なかなか雄大な景観である。
氷河に覆われた山並み
氷 河
再出発してツンドラ地帯を突っ切る一直線に伸びた道路を走行していると、やがて前方に氷河の風景が飛び込んでくる。
一直線にのびる道路
氷河の風景が見えてきた
車が走るにつれ、氷河がクローズアップされてくる。初めて見る氷河に、私の胸は高鳴る。麓まで来ると下車し、足元の悪い小道を登って氷河の先端部まで肉薄する。ほんの数メートルで氷河に手の届く地点まで到達すると、そこでガイド氏からストップがかかる。それより先へ行くと、落石があるので危険だという。流れ落ちる氷河の風景に圧倒されながら、もと来た道を戻る。
足元の悪い道を上っていく
氷河の先端部
(動画)氷河の先端部
熊
再び走行していると、道路をふさぐように大きな熊がのそりのそりと歩いている。アラスカならではの珍しい出会いに心がはずむ。こんなハプニングに遭遇しながらホテルに着いたのは夕刻6時半のことである。
(次ページは「氷河観光」編です)
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