旅のコース
5.太魯閣峡谷
台湾の旅の後半に入る4日目。朝5時半に目覚めて浴槽に温泉を注ぎ入れ、満タンになったところで、ざんぶりと身をひたす。朝風呂に入ることは滅多にしないのだが、温泉だけは例外である。部屋に居ながらにして温泉に入れるなんて、これ以上の贅沢はない。夜は温泉につかって寝入り、朝は温泉に入って目覚める。なんというくつろぎの時間だろう。
ゆったりと温泉につかり、全身が目覚めたところで窓外のヴェランダに立つ。なんと心地よい朝の風景だろう。小鳥がさえずる中、眼前にはちょっとした深山幽谷といった雰囲気の景色が広がっているのだ。折り重なる緑の山々が立体感あふれる風景をつくり出して深山の雰囲気をただよわせている。このホテルは実に素敵な環境に立地したものだ。おや、横手を見ると寺院らしきものが見えるぞ。早速、出かけてみよう。 |
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