(スロベニア編)
スロベニアの名勝・ブレッド湖へ
昼食を終えると、次はこの国の珠玉の名勝・ブレッド湖へ移動する。どうも不安定な天候で、昼食のレストランでは雨がぱらついていたが、移動開始するころには雨も止んで青空が垣間見える。すぐにハイウェーに乗って快適に走行する。料金所の温度表示では気温19℃を示している。ブレッド湖まで100kmの距離で車で2時間の所要である。
バスはカルスト地帯のむき出しになった岩石地帯を抜けると、緑の田園風景が広がる中を快適に走行する。途中のガソリンスタンドでトイレ休憩した後、さらに走り続けてブレッド湖を目指す。こうして約2時間の走行で、ようやく美しい湖面がただようブレッド湖に到着である。
カルストの岩石がむき出しになっている
快適なハイウェー
休憩したガソリンスタンド前のハイウェー
ブレッド市はスロベニアを代表する観光地になっており、氷河によってできたブレッド湖が有名である。湖のそばには、岩で出来たブレッド城がある。ブレッド湖の中にはブレッド島があり、そこには聖マリア教会がある。環境保護のため、この島へはpletanaと呼ばれるボートどで渡る。
このボートでブレッド島へ渡る
観光客を乗せたボートが岸へ戻っている
ブレッド湖の景観
バスを下車した途端、息を呑む絵葉書の世界に吸い込まれる。よくもまあ、こんな素敵な造形ができたものだ! その湖は大き過ぎず、また小さ過ぎずで、理想的な広さと形を保っている。その上、湖の真ん中にしずくを落としたように愛らしい小島がぽっかりと浮かんでいる。それも大きからず、小さからずのほどよい大きさで、湖の大きさと絶妙のバランスを保っている。う〜ん、その自然の妙のなんと見事なことか! 実にため息ものである。
(動画)絵のようなブレッド湖の美しい景観
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