フィリピン編


(1982年12月)



             フィりピン(首都マニラ)

【概 観】

国土面積   30万ku(日本の0.8倍)
人   口   4,791万人
人   種   マレー人種
宗   教   キリスト教
気   候   熱帯モンスーン気候で年平均気温は27度
時   差   1時間(日本より遅い)
一人当りGNP 801ドル(日本の1/12)
通   貨   単位(Peso) 1ペソ=約35円
食べもの    フィリピン料理、スペイン料理、西欧料理、中国料理
特 産 品   マニラ麻製品、木彫り製品、竹・藤製品、貝殻製品,葉巻


【マニラ市内の様子】

300年以上の長期にわたって統治したスペインと、その後50年間占領したアメリ力両国の影響とを受けているせいかヨーロッパ風の街並みが見られる。
 

マニラ湾沿いに走るロハス大通りは美しいシーサイド・コースで沿道のヤシの並木越しに眺めるマニラ湾の景観は素晴らしい。有名なマニラ湾に沈む夕日はあいにく雲がかかって見れなかったが、地元でもそう度々は見られないらしい。しかしバスの2階に夕陽観賞用の展望台付きバスも走っており、ここから眺める夕陽はきっと素晴らしいに違いない。
 

市内には無数のジープニイ(ジープの2倍位の大きさで屋根だけついた12〜3人乗りり小型バス)が走っており、車の渋滞は日本並みである。ガソリン代は1リットル160円であるが、平均月収はタイ国同様5〜6万円なのでその負担は重い。


街の大通りの沿道にはクリスマス用に飾られたイルミネーションが輝いて美しい光の川を造り、日本ては見られない素晴らしい夜景てある。
 

またホテルの警備が厳しく、玄関入口やロビー、フロア等には拳銃を腰につけたガードマンが警備に当たっており、何となく不安な街なんだなあという印象を抱かせる。



      マニラ湾沿いに走るロハス大通り         世界的に有名なマニラ湾の夕日
                                   残念にも、この日は雲がかかっていた。
                                     (ホテルの窓より湾を望む)


     マニラ市内は無数のジープニィ           第二次大戦で亡くなった米・比の
     (小型バス)が走っている。              無戦士の墓。 
     渋滞もひどい。



     市内の朝はジープニィの列               朝もやにかすむマニラ湾
                                     海水は日本と同様汚れている。
                                     その中で人が泳いでいる。



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