≪背景写真はウユニ塩湖のサンセット風景≫





     N0.8
(ブラジル&ボリビア)





11.ラ・パス観光&ウユニ塩湖
南米の旅9日目。いつものように5時起床。少し頭が重い感じ。いつの間にか、13日間の南米旅行も最終段階にさしかかる。旅行中の時の過ぎるのは実に早いもので、それは旅するたびに実感する。


今日の予定は、午前中がラ・パス市内の観光、午後は待望のウユニ塩湖へ空路移動し、大塩原の地に立つ予定だ。今度の旅のハイライトとなる地だけにトラブルなく、予定通りの移動ができることを祈るばかりだ。


ラ・パス市内観光
朝食を終えると8時半、市内観光へ出発。出発前に、例によって血中酸素量の測定が始まる。また深呼吸をさせられ、辛うじて基準線をパス。


宿泊ホテル前の朝の混雑。小型バスがいっぱい。


(動画)ラパス市街の風景(ホテルの窓より)

まずは郊外にある月の谷の見物である。そこはラ・パス市内の景勝の地となっている。市内の斜面を下りながら郊外へ向かう。半時間ほど走ると月の谷に到着である。そこには月世界に来たような奇抜な光景が広がっている。奇岩が林立し、異様な光景である。長年の風雨の浸食でできた奇岩群の風景は、トルコのカッパドキアにも似た感じがする。


奇岩が林立する月の谷


月の谷の門。門番さんのインディオの服装が素敵。


岩に顔が彫られている


こんな乾燥地にサボテンが・・・


(動画)月の谷


(動画)月の谷


ここで半時間ほど過ごした後、次はラ・パス市街を見下ろすキリキリ展望台へ向かう。そこから見下ろすラ・パス市街の風景はなんとも壮観で、すり鉢状の斜面にびっしりとへばりつくように立ち並ぶ赤レンガの家々の様子が眺望できる。そして底面にはビル群も建ち並んでいる。ラ・パスの街はこんな地形なのだということが一目してよく分かる。


斜面に密集するラパスの住宅


展望台に遊具が・・・


(動画)キリキリ展望台。遠くの斜面には住宅がびっしり。

ここから移動して、次はムリリョ広場へ向かう。この広場はボリビア独立運動の先駆者とされるペドロ・ドミンゴ・ムリーリョから名前を取られた公園で、広場の中心にはムリーリョの像が立っている。


ムリリョ広場


ムリーリョの像

広場の周囲には大統領府、国会議事堂など政治中枢機能 があり、またカテドラルなどが広場を囲むように建っている。


広場前の国会議事堂

広場は市民の憩いの場になっているのだが、珍しいのはこの広場のハトたちである。ハトの大群が広場狭しとばかりに遊んでいる。人々が投げ与える餌に群がっている。ハトの群れに埋まってしまいそうだ。ハト嫌いには耐えられない場所かもしれない。


大統領府の入口には衛兵が立っている。写真撮影をしていると、何か動きが見られる。ちょうど衛兵交替式が始まったのだ。掛け声をかけながら、所作動作を決め、格好をつける。派手さはなく質素な感じで、決め動作にも歯切れの良さが見られない。これまで海外のあちこちで衛兵交替式を見て来た私の目が肥え過ぎているせいなのだろうか? 一行の中には衛兵と一緒に記念写真を撮ったりして楽しんでいる人もいる。天候は良く晴れて気温14℃。それでも陽が当たるとポカポカと暖かく、心地よい。


大統領府の衛兵


大統領府入口の衛兵


(動画)衛兵交替式

以上でラ・パス市内の観光を終わり、いよいよ最後の観光、ウユニに移動する。ラ・パス空港へ向かい、機上の人となる。


(次ページへつづく・・・)











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