旅のコース
5.ペトラ遺跡観光
4日目。昨夜も熟睡して5時半に起床。白みがかった空は今日も快晴だ。旅が始まってから雨の気配もなく、連日雲一つない青空が続いている。窓を開けると、ひんやりとして肌寒い。今朝になってよく見ると、このホテルはかなりの高台に立地している。もう少し明るくなったところで、窓外の景色を撮ってみよう。
ペトラ観光は足がものいう
今日の予定はもちろん、今度の旅のハイライト、ペトラ遺跡観光である。この遺跡観光では往復10kmも歩くということで、かなりの強行軍になりそうだ。長い距離を歩くらしいとは他の人の旅行記で分かっていたが、まさか10kmも歩くとは想定外のことである。最初の500mは馬に乗って行けるとのこと(この分はツアー代金に含まれている)。
また、希望であればシーク(断崖の中にできた裂け目)の入口からその出口まで(2km)は馬車を利用できるし、帰路にはレストラン前からバラの神殿まで(2km)ラクダに乗ることができるという。というわけで、ペトラ観光には脚力が問われるのだ。このペトラ観光が終わると、今宵の宿泊地首都アンマンへ240kmを移動する。今日も強行軍になりそうだ。気合を入れてかかろう。
冷え込む朝の気温
ホテルを8時出発というので、身支度を整え早目の朝食を済ませておこう。いつものバイキング料理でお腹を満たすと、部屋に戻って窓外の風景写真を撮る。窓を開けてテラスに出ると、少々肌寒い。気温10℃台になっているのではないだろうか? ここはごつごつの岩山が取り囲む山間部なので冷え込みがきついのだろう。このホテルはかなり高い位置にあるようで、眼下には今にもペトラ遺跡が現れそうな入り組んだ岩石山が取り囲んでいる。あのワディ・ラム砂漠で見られた岩山の延長のようだ。地形的にそれと連なっているのかもしれない。この高台にありながら、プールまで備えている。 |
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