マレーシア編


(1982年12月)


   
             (首都クアラルンプール)

【概 観】

国土面積  330,000 ku (日本の0.9倍)
人   ロ  1,414万人
人   種  マレー系54%、中国系35%、インド系9%、混皿その他2%の多民族国家
宗   教  回教
気   候  年平均気温27度で一年中暑く雨が降る熱帯雨林気候
時   差  1時間(日本より遅い)
一人当りGNP  1,728ドル(日本の約1/6)
通   貨  単位マレーシアドル(Mドル) 1Mドル=約108円
食べもの   マレー料理、西欧料理、中国料理、インド料理
特 産 品  錫製品、ろうけつ染め、金製品


【クフラルンプール市内の様子】

町の歴史は浅く1000年前、錫の鉱脈を探しにやってきた中国人87人が錫の大鉱脈を発見した時に始まる。ジャングルを切り開いて町をつくったような感じで、ホテルの窓から遠くを見渡すと町の周辺部にはジャングルの名残りが見られる。市内は整然としており道路網がよく整備されている。GNPがASEAN5ヶ国の中で2番目に高い国だけあって、市内を走る車も新しく日本とあまり差異を感じない。国家意識を高めるためか市内のの到る所に国旗が掲げられているのが目につく。そして国立回教寺院をはじめ、アラビア風建物があちこちに点在しており異国情緒をいやが上にもかきたてる。近代的な高層ビルも建ち並び、日本の企業が請負った建築中の高層ビルも数ヶ所所見られる。
 

中国人街ではアヒルの丸焼きを首から吊し並べた店や南国の珍らしい果物を並べた店なとがぎっしり立ら並んで活気にあふれている。
 

郊外の工場団地には東芝、松下電器などわが国の大企業が進出しており、力強さを感じさせる。



   朝もやたなびく市内の風景               市内のあちこちで国旗が掲げられている。
    街の周辺部にはジャングルが見える。



   クアラルンプール市庁舎              刑務所:門前には面会時間を待つ家族
                                たちが・・・ 



   市内の高層アパート                 活気あふれるチャイナタウン
   多民族国家だけに干し物も民族ごとに       店頭にはアヒルの丸焼きが・・・ 
   異なり、バラエティに富んでいる。



   国立回教寺院                     王宮の正面門
   マレーシアの国教は回教                5州のサルタンが5年交替で国王とな
                                 り、この宮殿に住む。



   美しい公園の並木                   見渡すかぎりヤシの木畑
                                  植林されたもので、ヤシ油を採取す
                                  る。








  戦勝記念碑















 国立博物館



inserted by FC2 system